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住宅建築に対する姿勢に感銘を受けました..微に入り細にわたるご配慮ありがとうございました

O様

ABCハウス御中

時下、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

新居の引き渡しから1年が過ぎ、2018年2月11日から暮らし始めたこの家にもようやく慣れてきた今日この頃。新居の感想をお礼かたがた述べさせて頂ければと思います。

北欧ノルウェーで見るようなテイストの家を、というコンセプトでハウスメーカーさんを見学して御社にお願いしたいと決心がついたのは、2017年1月末のことでした。ある程度間取りをリクエストした上で見積もりをお願いしたところ、他社は見積金額を出してきたのですが、御社だけが図面を送ってきました。これによって、私たちはどんな家にするかを決めるには、まず図面を確定させなければできないことなのだと気づかされ、御社の住宅建築に対する姿勢に感銘を受けたのです。これがハウスメーカー決定の最大の要因でした。

当時は遠野市内のアパートに住んでいて、1歳台後半の娘を連れて2週間に1度くらいのペースで打ち合わせをしました。打ち合わせ中、娘が遊びたがったり愚図ったりする場面も多々ありましたが、仕事の忙しい中にもかかわらず御社社員さんには子守までしていただくなどフォローしていただきながら打ち合わせを進めることができ、感謝しています。

打ち合わせでは、素人では気づかない細かいところまで提案していただいたり、ノルディックテイストにこだわりを持つ私たちのために様々な選択肢を用意してくださったり、微に入り細にわたるご配慮ありがとうございました。私たちもそのアドバイスを受けて、例えばシステムキッチン、システムバスやカーテンのショールームを訪問して、実際にどんなものかを確認して納得した上で、新居に配置するものを決定することができました。

家を建てるに当たっては、旧宅を一部取り壊して建てるということで土地取得の費用はかからなかったものの、旧宅の一部取り壊しと残す方の外壁修繕という作業もありましたが、こちらについても御社には快く引き受けていただき感謝しています。また、土地の分筆や権利の譲渡といったところも、司法書士さん、土地家屋調査士さんを紹介していただいてスムーズに進められ感謝しています。

2017年7月17日に地鎮祭を行い、そこから建築が始まりました。遠野から花巻まで建築現場を見に行くのは楽しみの1つでもありましたが、実際に作業に当たられている方々の気さくでありながらも丁寧な対応に頭が下がる思いがしました。実は旧宅を建築した1976年、祖母が作業員の皆さんの昼食・おやつを準備して祖父がそれを配達していたのを知っているので、愚痴一つ言わず手弁当で作業に当たられている作業員の皆さんにも本当に感謝しています。基礎工事、棟上げ、断熱材の取り付け、外壁工事と打ち合わせしたものがどんどん形になっていくのを見て、感激していたのが昨日のことのように思い返されます。

2018年1月11日、おかげさまで家を引き渡していただき、2月の3連休を使って遠野から花巻の新居に引っ越しし、そこから新居での生活が始まりました。最初は初めての薪ストーブで扱い方に慣れず家の中に煙を充満させてしまい、警報装置を誤作動させてしまいましたが、焚付けのときに薪の使い方を工夫するなど試行錯誤しながら、段々と薪ストーブの扱いに慣れていきました。

ABCハウスの性能の良さを実感したのは、冬の朝にリビングの気温を見たときです。立春を過ぎたとはいえ早朝は氷点下5度から氷点下10度の外気温のところ、リビングの気温は12~13度くらいで水抜きをしなくても水道が凍結しなかったことに驚きを禁じ得ませんでした。(旧宅だったら、間違いなく室内の気温は6度くらいで水道の水抜きをしなければ凍結していたでしょう。)リビングとダイニングには南向きに窓をつけていたので、晴れた日の昼は窓からの太陽光で室内が十分暖まり、特に暖房をつけなくても過ごせるくらいでした。また、このシーズンは雪の多いシーズンだったはずですが、急勾配大屋根にもかかわらず屋根からの落雪がなく、屋根から多少はみ出ているエコキュートが無事だったので助かりました。仕事を終えて帰宅したとき、雪の中にブラウンの外壁が映え人感センサーで玄関灯が灯るのを見ると、思わず足を止め見入ってしまうくらいの美しさに、ABCハウスさんに建築をお願いして良かったと思ったものです。

春になって太陽光の力強さを感じるようになると、吹き抜け天井につけた天窓から差してくる光の美しさに眼を奪われました。サンルームもつけてもらっているので洗濯物はそこで干せるようにはなっていますが、天気の良い日はウッドデッキに物干し竿をかけて洗濯物を干したりできて良かったです。

高断熱高気密が売りのABCハウスの家ですが、2018年の夏は猛暑の夏だったので暑さ対策には少々手を焼きました。高気密高断熱だからこそ窓を開けない方が涼しく過ごせると説明されてはいたものの、エアコンを取り付けなかったこともあり、室内の気温は31度くらいまで上がることもありました。対策としてできるだけ太陽光が入らないようにカーテンを開けないようにしたり、カーテンのない窓から入ってくる光を座布団などで吸収したりしていました。寝室が暑くてリビングに布団を敷いて寝たこともありますが、天窓に映る星の美しさに家族3人で感動したものです。

さて、妻の憧れから導入した薪ストーブですが、吹き抜け天井を高く造ったこと、1階の玄関・リビング・ダイニング・キッチン・洗面所の仕切りがないことから、折角ハイスペックな薪ストーブを導入したにもかかわらず、暖気が2階に逃げ1階が暖まりにくいという現実に遭遇しています。また、薪は買うとかなり高価なことにも頭を痛めています。実際に生活してみないと気づかない、設計段階では予想できない問題点というものもありますが、ABCハウスさんには家の引き渡し後も親切に相談に乗っていただき、様々なアドバイスを受けて問題点を1つずつ解決していっています。

今改めて思い返してみると、ABCハウスさんは、設計段階から建築段階、家の引き渡し後現在に至るまで親切に私たちをフォローしてくださいました。ABCハウスさんに新居の建築をお願いして本当に良かったと思っています。ありがとうございました。

  2020/05/30  abchouse
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